Safety & Reliability
食の安心・安全
食卓へ安心と安全をお届けするために
減農薬栽培への取り組み
フェロモントラップによる病害虫の一斉防除
ほうれんそうの栽培では、ハスモンヨトウという蛾が大敵で、放っておくと葉っぱを穴だらけにしてしまいます。
そこで、箕島園芸組合では、フェロモントラップという特殊な罠を用いてハスモンヨトウ対策を行なっています。
このトラップの緑の蓋の内部には、ハスモンヨトウのメスがオスを呼び寄せるために出すフェロモンを人工的に合成したものが塗られており、フェロモンに引き寄せられたハスモンヨトウのオスは透明なケース内部に入ると、そこで閉じ込められてしまいます。
こうしてハスモンヨトウのオスを捕獲し、その数を定期的にチェックすることで、大量発生時期を察知することができ、タイミングを見計らって組合員が一斉防除を行うことで、効果的にハスモンヨトウの数を減らすことができるので、減農薬につながっているのです。
このフェロモントラップはほうれんそうの栽培時期になると組合員が箕島のあちこちの畑に吊るし、定期的な見回りと数のチェックを行なっています。



天敵を活かした減農薬栽培



なすはアブラムシやアザミウマ、コナジラミ等の害虫によって病気になり実の品質が低下します。
通常農家はこれらの害虫を駆除するために農薬を使用しますが、近年研究によって農薬に頼らない新しい害虫の駆除方法が確立されつつあります。それが天敵栽培で、害虫を捕食する天敵である虫たちの力を借りて行う減農薬栽培です。
前述の害虫の天敵であるナミテントウやヒラタアブ、タバコカスミカメなどは特定の植物に集まる習性があります。
それらの植物であるソルゴーやクレオメなどをナス畑に植えて天敵たちを集め、彼らの力を借りて害虫の駆除をします。天敵栽培は現在も発展途上中の栽培技術であり、箕島なす部会は研究機関と連携してより良いなす作りに取り組んでいます。
太陽熱土壌消毒
太陽熱土壌消毒は、消毒用マルチを圃場に張り、夏の高温を利用して、土の中の病原菌や害虫の卵、雑草の種を死滅させる環境にやさしい土づくり技術です。
土壌消毒剤「バスアミド微粒剤」と組み合わせることで、病害虫や雑草に対する消毒効果を高めることができます。
土壌消毒剤を使用し適切に土壌消毒することにより、栽培期間中の農薬(除草剤や殺菌・殺虫剤)の使用回数や量を大幅に減らすことができます。
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